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道は険しくとも、口笛を吹きながら歩いていこう♪ 大腸がん手術を受けたのを機に書き始めた日記です。治療、再発の不安、人工肛門、いろいろあるけど生かされている今を大切に、明るく行きましょう!
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 東日本大震災で避難所のニュースをみていて、オストメイトの被災者はどうしているのだろうと心配になる。

パウチの手配はできているのだろうか?
(サイズやタイプが違うと使えないので、かなり深刻)

パウチの交換はトイレで行えるとして、それを廃棄する袋は?
容器は?ガーゼや剥離剤、石鹸などは?ハサミなどの道具は?

万が一、漏れたりした場合の洗浄や、着替えなどは、どこで、どうやって?(水も不便だと聞く。電気もなければ、夜間の交換をどうする?)

女性の被災者のために仕切りの設置などの配慮を求める報道もあるが、少数とはいえオストメイトにとっても、プライバシーは重大な問題だ。
考えようによっては、生理よりも深刻な場合もありうるだろう。
パウチが無くなったら?洗浄や廃棄ができなかったら?
考えただけでも、最悪だ!
もしかしたら、それが理由で避難所で暮らせない患者もいるかもしれない。あるいは精神的にまいってしまうかもしれない。

幸い、日本オストミー協会などでサポートをしていただいているようだが、まだ十分に足りてはいないのかもしれない。
せめて、人の目を気にせずに、避難所で安心して過ごせるようになっていることを願うばかりである。
(日本オストミー協会のページ)
http://www.joa-net.org/
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今日は人工肛門のお話。
なので、オストメイトの人以外はパスしてくださいませ。

以前も書きましたが、今まで使っていたパウチ(アルケア社)が合わな
くなってきました。外周部の接着面が、すぐはがれてしまうんです。

新しいアシュラ社製のパウチも入手したのですが、古いパウチの在庫
が10枚以上あったので使い続けていました。
でも、昨日の夜交換して、お昼に職場で点検したら、すでにはがれてま
した。最近は、毎日交換しています(泣)
おかけで、アルケア社製パウチは在庫がなくなりました。

アシュラ社製を何枚か使ってみた経験からすると、主な違いは・・

①中心部のフランジがアシュラ社のほうが柔らかいので、皮膚と密着し
  やすい。腹部が平坦だと問題ないのでしょうが、盛り上がっているの
  でフランジ部が硬いとどうしても外周に行くほど皮膚から浮いてしま
  うみたいです。

②フランジの外周部の接着部が、アシュラ社のほうが皮膚になじみやす
  い。アルケア社の場合、厚みもありますし、皮膚に接着後、しばらく
  指などでこするなどしないと、なかなか完全には接着しません。
  貼ってすぐだと、簡単にはがれてしまいます。

 しかし、アシュラ社製の場合、皮膚にくっつくと、すぐになじんで密着す
 る感じです。こする必要はありません。まるで、吸い付くみたいに密着
 します。

③でも、アシュラ社製にも欠点はあります。
 例えば、袋にたまったウ〇チを排出する排出口の開きやすさです。
 アルケア社製の場合、排出口に硬いプラスチック上の板がついてい
 て、片手で簡単に開口させることができます。
 
 しかし、アシュラ社の場合、開口部が柔らかく片手では上手く開口でき
 ません。これは結構、つらい。便が柔らかいときとは特にね。
 細かなところの使いやすさは、日本製(アルケア)のほうが上かな。

④もうひとつは、価格。
 1枚あたり、アシュラ社のほうが100円近く高い!
 ま、アルケア社製みたいに毎日交換が必要だと、1枚当たりが安くても
 結果として高くなるんですけどね。

明日は大事な会議なので、アシュラ社製のパウチを予備に持っていきま
す。会議中に外れると大変だよね。しかも、総会の司会だし・・・・
明日からは、しばらくアシュラ社製パウチです。
 


がんの検査と同時に、ストーマケアを受けました。
ややこしい話なので、関心のある方だけ読んでくださいませ。

ストーマケアについて、最近困っていることが2つありましたので、それをETナース(宇宙人ではありません。ストーマケアの資格を持つ看護師さんです)さんに相談しました。

ひとつは、ストーマと皮膚の境目からの出血です。
パウチ交換時に特定の場所から血がにじみ出るのですが、量はそんなに多くありません。量が多かったり、範囲が広がれば対応が必要ですが、今のところは様子見となりました。(レーザーで焼く?とかもあるらしい。)

もうひとつは、パウチのハガレです。
私の場合、凸面装具型のパウチを使っています。
私の場合、どうもストーマの高さが低いらしく、通常のパウチだと中心部から外周部に漏れ出ることがよくありました。
そこで、中心部分にプラスチック製の凸面装具を加えたタイプに変更し、ストーマ周辺を硬い凸面装具で押さえつけることでストーマの高さを確保することで、漏れをなくそうとするものです。確かに、これに切り替えてから、漏れはととても少なくなりました。

しかし最近は、皮膚との接着面のうち、外周部の左下側が折れ曲がってはがれてしまうのです。
もれたりはしませんでしたが、お風呂に入ると水がパウチに入ってきたり、接着面が浮き上がるなどの状態が続いていました。
ひどいときは、1日に2~3回も交換が必要な状態でした。

看護師さんの見立てでは、以下のようなものでした。

①ストーマ周辺に圧迫痕が強くあり、出血にも影響しているかもしれないこと。
  もう少し圧迫度の低いタイプ(凸面の高さの少ないもの)でもよいかもしれない。

②中心部の凸面装具の部分の面積が大きいために、周辺部の接着面積が少ない  
  ことも、はがれやすさに影響しているかもしれない。

③中心部の凸面装具の面積が大きく、着席状態での事務作業を長時間続けると、 
  下腹部を圧迫したり、柔軟性が低下して皮膚との密着性が低下する可能性が  
  ある。

ということで、凸面の高さが低く、面積が小さく、凸面部分の柔軟性が高く、周辺部分の接着面積が広いタイプのパウチを試してみることになりました。
今までのアルケア社製ではなく、コロプラスト社製(アシュラシリーズ)を試してみることにしました。アシュラシリーズは以前から関心があったので、楽しみです。
またレポートします(笑)
暑い日が続きますねえ。
今日は東京は30度を切ったみたいですが、広島は36度オーバー!
でも、今日は広島県北部の高原までドライブに行ってきたので、
涼しく過ごせました。ラッキー!
このドライブ日記はまた、別の機会に!

今回は、なんとドライブ中にパウチが膨らんできてピンチ!
モスバーガーで朝食を済ませ、1時間後あたりからお腹に例の感触が・・・そうパウチが次第に重くなっていくのがわかりました。

でも、山の中ですから、そう簡単にトイレもありません。で、途中で停車してパウチを点検。まだ量的には十分余裕があるようですが、パウチの上部に鎮座されておられるご様子なので、重力に従って下に降りていただきました。
過去の失敗から、ブツが排出されるときの圧力がうまく分散されれば問題はないのですが、ストーマ周辺がふさがれたりすると圧力でパウチがはがれる可能性の高いことを知っていますので、まずストーマ周辺に滞留しているブツを下部に移動・・・という処理を行いました。
ドライブ中は長時間座っていますから、パウチが折れ曲がりやすいうえに、シートベルトで押さえつけられますから要注意です。

で、一安心してドライブを続行!!
さらに1時間くらいすると、またまた圧力を感じます。しかも、ちょっとした痛みを伴って・・・・。これはヤバイ!
この痛みとは、パウチが圧力で剥がれるときの皮膚の痛みの場合が多いんです。なので、冷汗が・・・・
20分くらいして、やっと道の駅に着いたのでトイレに直行!

この道の駅は、スキー場の近くにあり昔からあるせいか古くて、障害者用もオストメイト用もありません。
でも、何とか洋式トイレはあったので、駆け込んでパウチを点検するとやはりフランジ部分が剥がれていました。硬めのブツだったので、漏れはありませんでしたが・・・・

そこで、交換開始!!
もう慣れたもんです(笑)
「内容物の処理」「リムーバーでパウチの剥離」「リモイズクレンズ(クリーム状の携帯汚れ落とし)とガーゼできれいに」「新しいパウチの装着」を手際よくこなし(笑)、パウチを処理して出ようと思うと「汚物入れ」がない!

どうも、このトイレではいたずらが多いためにごみ箱などを撤去したらしく、汚物入れもないんです(女性用にはあったと妻が言っていましたが)
で、持参していたビニール袋に入れて、自宅まで持ち帰って処理しました。

(教訓)
①外出するときは、ストーマケアグッズを入れるバックを持ち歩くこと。
②外出先にトイレットペーパーや汚物入れがない場合を想定して、ガーゼ や水に溶けるティッシュ、ビニール袋などを入れておくこと。
③できれば、道の駅などを事前に調べておくこと
④遠出の時は計画的に早めのパウチ交換を
 (今回は5日経過してたので、接着力が弱まっていたのかも)

(お願い)
道の駅には、できれば男性用にも汚物入れが欲しい・・・
贅沢なお願いでしょうかねえ・・・




先日の検査を受けた時に、同時にストーマケア外来の
先生にご相談の時間をとっていただきました。

最近、どうもパウチの周辺部分の剥がれが多いのです。
半日もたないこともあります。
特徴は、自分から見て右側、おへそ側の剥がれです。
特に下端部分は皮膚のしわに沿って折れ曲がり、
接着面同士がくっついてしまい、まったく接着機能を発揮
できていません。

仕事などで座ることが多く、下腹部にしわがよりやすいことも
理由の一つでしょうが、お風呂で交換した翌朝に、すでにはがれて
いることもあり、どうも理由は一つではなさそうです。

私のパウチは凸面装具型なのですが、凸面装具のフランジ(円盤)
接着面は十分にくっついていますから、周辺部分がはがれても
脱落したり、内容物がでてきたりすることはありません。
しかし、お風呂に入ると周辺部分から水が入り、パウチの中に
水がたまってしまい、使い物にならなくなります。

以下のことを当面の対策として確認して帰りました。
①おへそ側を重点的に接着させる。
 ※接着時は下部と右側・おへそ側からくっつける。
②体をひねったり、足を組むなど、はがれやすくなる行為を控える。
 ※フランジが硬く、皮膚との間に隙間ができやすい。
③脱毛をきちんとする(笑)
④接着後、しばらく手のひらで接着面を温める。
⑤異なるタイプの装具(ワンピース凸面装具型)を入手し、
 試してみる。

パウチの取り扱いには、苦労させられます(笑)
ま、それも楽しむこととしましょう(笑)
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プロフィール
HN:
gueroguero
性別:
男性
自己紹介:
妻、娘二人(県外に就職)、愛犬(メス)と暮らす。
07年1月に大腸がんの宣告、2月に手術を受け、人工肛門となるとともに、抗がん剤治療を開始する。
がんになって改めて感じた、人の温かさ、日々の暮らしの大切さを日記に残したくてブログにチャレンジ。

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