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道は険しくとも、口笛を吹きながら歩いていこう♪ 大腸がん手術を受けたのを機に書き始めた日記です。治療、再発の不安、人工肛門、いろいろあるけど生かされている今を大切に、明るく行きましょう!
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 東日本大震災で避難所のニュースをみていて、オストメイトの被災者はどうしているのだろうと心配になる。

パウチの手配はできているのだろうか?
(サイズやタイプが違うと使えないので、かなり深刻)

パウチの交換はトイレで行えるとして、それを廃棄する袋は?
容器は?ガーゼや剥離剤、石鹸などは?ハサミなどの道具は?

万が一、漏れたりした場合の洗浄や、着替えなどは、どこで、どうやって?(水も不便だと聞く。電気もなければ、夜間の交換をどうする?)

女性の被災者のために仕切りの設置などの配慮を求める報道もあるが、少数とはいえオストメイトにとっても、プライバシーは重大な問題だ。
考えようによっては、生理よりも深刻な場合もありうるだろう。
パウチが無くなったら?洗浄や廃棄ができなかったら?
考えただけでも、最悪だ!
もしかしたら、それが理由で避難所で暮らせない患者もいるかもしれない。あるいは精神的にまいってしまうかもしれない。

幸い、日本オストミー協会などでサポートをしていただいているようだが、まだ十分に足りてはいないのかもしれない。
せめて、人の目を気にせずに、避難所で安心して過ごせるようになっていることを願うばかりである。
(日本オストミー協会のページ)
http://www.joa-net.org/
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先週の土曜日、日曜日に静岡県の下田周辺に家族旅行に行ってきました。
毎年、春先に家族で旅行をするのですが、去年は石垣島、今年は伊豆ということで、どうも「暖かくて」「安くいけるところ」という基準で選んでいるような気も(笑)

お目当ては「河津桜」です。
毎年、春先にテレビで河津桜が満開になっている景色を見るのですが、一度も実物を観たことがないし、そもそも伊豆に行ったこともないので、今年はぜひ見に行こうということになりました。

病気になってから、富士登山やRFLでも静岡に行ってますから、最近は静岡県が非常に身近になっていますが、新幹線のぞみは停まらないし、とにかく「遠い」「時間がかかる」のです。しかも下田となると、さらに「踊り子号」に乗り換えて・・・
朝、6時過ぎに家を出て、熱海に着いたのが11時、そこで娘二人と落ち会い、下田に着いたのが12時過ぎでした。

そこからレンタカーを借りて、まずは南伊豆の下加茂温泉をめざしました。
河津桜で有名なのは、その名のとおり河津町ですが、観光客もすごいらしいので回避して、のんびり歩けるという「みなみの桜祭り」が開催されている南伊豆を目指しました。

南伊豆方面に右折すると突然こんな景色が!
7bbee6ec.jpeg










 菜の花畑です。
目の前が真黄色になります。
気分は完全に春モードに!桜の期待も高まります。

ここから少し走ったところに下加茂温泉があり、無料駐車場にとめて川沿いに行ってみました。(河津町では無料駐車場もないらしい・・・)
すると期待通りの景色が・・・

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 菜の花と桜と、のんびり流れる川が、まるで絵画のようです。
川もコンクリートで固めていないので、ほんとうに自然を満喫できます。この川をカヌーで下っている人もありました(気持ちよさそう)
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ついでに、絵画風に遊んでみました(CASIOのサイトで無料サービスだったので)
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実は、このあと下田のペンション(ガーデンヴィラ白浜)にとまって、オーナーに案内してもらって、同じ場所に夜桜も見に行ったんです。
朧月夜がでていて、ライトアップされたピンク色の桜が川面にも映って・・・
とっても幻想的な景色でしたよ。
ペンションのオーナーは、河津よりこっちの桜のほうが、「ほっとできる」といってましたがわかる気がしました。
夜桜の写真も撮ってみたんですが、腕が悪くてボケまくりでしたので没!

念願の河津桜を満喫した一日目でした!

 おひさしぶりです。
本日、2月24日に大腸がんの手術を受けた病院(岡山)に
行って、検査を受けてきました。
結果は「再発を認めない」でした。よかった、よかった。
(でも、脂肪肝だと言われてしまいました(笑))

4年前の2月23日に手術を受けましたから、ちょうど4年と
1日目ということになります。
今日、先生とお話をしていたら、「4年前の手術のときは、
今日のこの日を迎えられるとは思っていなかった」との
ことでした。
そして、「何事も、あきらめてはいけないと言うことでしょう」
とも。

専門的な話でしたから、正確に理解はできていないと思い
ますが、私の場合、非常に多くのリンパ節に転移がありま
したので、かなり広範囲にリンパ節切除を行っています。
その中でも、上臀静脈に沿ったリンパ節が大きく腫れてい
たらしいのですが、この静脈は坐骨神経につながり、
誤って傷つけると大量出血につながる危険な部位だった
らしくテープを貼って慎重にリンパ節切除をされたそうです。
こんな手術をしたのは、後にも先にも私一人だったそうです。

手術室に入ってから出てくるまでに約12時間もかかった
大きな手術でしたが、こんな大変なことを、「わずかな望み
をたくして」主治医の先生は手術していただいたのです。
それでも、「できる限りのことはやったが、100%とりきれ
なかった可能性は高く、統計的にみて再発の可能性は
高い」と当時は考えておられていたことを改めて知りました。
でも、手術後の説明で、「再発しても、まだ打てる手はある
から、一緒にがんばりましょう」ともおっしゃっていただき
勇気付けられたことを覚えています。
患者にとって、癌と戦う勇気を持つための、ありがたい
配慮だったと感謝しています。

まだまだ、油断はできませんが、今生きていること自体、
奇跡なのだとあらためて感じました。
であるならば、この奇跡のような時間をどう使うべきか・・・
どう生き、どう死ぬのか・・・もう一度、ゆっくりと考えたいと
思います。

今の仕事に、帯状疱疹がでるほどストレスや疲労を抱えて、
場合によっては免疫力を低下させ、再発のリスクを高めて
まで取組むべき価値があるのだろうか?
なんてことも考えてしまいました。

次の検査は8月です。
今年は夏までにしっかり体力つけて、屋久島に登りたいと
考えています。
奇跡のような貴重な時間を大切に使わないとね。

木曜日、金曜日と東京出張だったんですが、木曜日の夜にホテルでシャワーを浴びていると
おなかの辺りにブツブツを発見!
よく見ると、おへその辺りは赤い水ぶくれが集中し 、おへその横から右脇を通って背中まで
ポツポツと広がっています。
痒みも痛みもほとんどないのですが、なんじゃこれは?
もしかして、帯状疱疹?

気になりながらも金曜日の会議を終了して、ちょっと東京散歩をしてから飛行機で帰り
土曜日に近くの病院に行きました。
結果は、やっぱり「帯状疱疹」でした。
注射を打って、薬と請抗ウイルス剤軟膏をもらって帰りましたが、だんだんと痛みが出てきました。
肋間神経に沿って出ているようで、痛みも肋間神経痛みたいな感じです(経験はないけど)
早く治ってくれるといいけど・・

免疫力が低下すると発症するらしく、高齢化、ストレスなどのほか、癌による免疫力低下も
可能性としてあるとのこと。ちょっと気になるなあ。
まあ、体調は悪くないので大丈夫だと思うけど。
来月は大腸がん主治医の先生との検診があるので、そのときに聞いてみることにしましょう。


明けましておめでとうございます。

またまた、久しぶりの更新となってしまいました。
がん告知から数えると、1月で4年が経過することになります。
まだまだ安心できる状態ではありませんが、心のどこかで病気のことを
忘れようとしている自分がいるのだと思います。
普通の人と同じように、明日が確実に来るのだと、勝手に思い込んでいる
自分がいます。
仕事の忙しさに埋もれて、病気のことを忘れようとしている自分がいます。

でも、再発のことを考えると眠れないこともありますし、恐ろしくなる日も
あります。
これが「がん」の怖さということでしょうね。

昨年、旅立ってしまったブログ友達のことを思い返すたびに、今を大切に
生きないといけないと思います。

あらためまして、本年もよろしくお願いします。



 
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プロフィール
HN:
gueroguero
性別:
男性
自己紹介:
妻、娘二人(県外に就職)、愛犬(メス)と暮らす。
07年1月に大腸がんの宣告、2月に手術を受け、人工肛門となるとともに、抗がん剤治療を開始する。
がんになって改めて感じた、人の温かさ、日々の暮らしの大切さを日記に残したくてブログにチャレンジ。

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