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道は険しくとも、口笛を吹きながら歩いていこう♪ 大腸がん手術を受けたのを機に書き始めた日記です。治療、再発の不安、人工肛門、いろいろあるけど生かされている今を大切に、明るく行きましょう!
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といっても、パウチの交換期間の話です。
先週の水曜日には、1日に2回も交換してしまったけど、
慎重に貼り付けを終了した結果、なんと今日まで交換せず!
なんと1週間も持ちました。剥がしたところ、接着面もきれい。

ま、あまり長いのも皮膚に良くないかもしれないけど、
なんか嬉しくなったので報告します(笑)
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広島もやっと桜が咲きました。
私が住んでいる東広島市は標高が少し高いので、まだ咲きはじめたばかりですが
海に面したあたりは、この土曜、日曜が満開の予報!!
待ちきれずに、花見に行ってきました(笑)

いってきたのは、山口県岩国市にある錦帯橋。
5重のアーチ型の木製の橋で有名です。
山の上のお城の近くでは、白蛇も天然記念物です。

青春18切符で、妻と次女と3人で出かけました。
まず、広島駅で弁当を調達!
買ったお店が「武蔵(むさし)」という、広島では、おにぎりとうどんで有名なお店。
そこから、山陽本線を岩国で降りて、岩徳線(単線)に乗り換えて2駅、川西駅で下車。
そこから、徒歩20分くらいで、目指す錦帯橋に到着。

菜の花と、桜が満開!!!(きれいだなああ)
広い川原なので、ゆったりと花見とお弁当も楽しめました。
それから、初めて知ったのですが、お城に登るロープウエイの近くは
お土産やさんや、歴史施設などが充実しており、どこもかしこも桜がいっぱい!
(左の写真の山の上には、お城も写っています。みえますか?)
CIMG0480.JPG









CIMG0482.JPG









CIMG0483.JPG








CIMG0485.JPGこの白鳥も錦帯橋の近くではなく、少しはなれた公園で撮ったもの。
あたり一面、桜の木だらけなんです。
これは、電車でゆっくり来たからこその発見!!
以前、車では2度ばかり通ったことがあるのですが、全然気づきませんでした。

のんびり、電車旅も良いですね。
今年も桜の花を見ることができました。
来年も花見ができますように!!
3月16日、旅行3日目は舞鶴から京都を経由して、東広島への帰宅です。
途中、神戸からは長女とも合流することになりました。

舞鶴の銀水閣で朝食をとったのち、京都方面へのJRに乗りました。
昨日の居酒屋での焼酎が聞いたのか、久しぶりの二日酔いモードで始まりました。
舞鶴駅で「ソフマック」を飲んで乗りましたが、1時間くらいは寒気がしたりと、絶不調!
でも北部京都の綺麗な景色を見ているうちに、元気になってきました(笑)

この日も計画のない旅だったのですが、「嵐山」という名前に惹かれて途中下車。
このあたりが青春18切符の良さですかね。
で、駅を出たところに「嵯峨野トロッコ列車」の駅があるじゃあありませんか!
名前は聞いていましたが、こんなところにあるとは・・・・・ラッキー(笑)
さっそく、切符を求めて、おのぼりさんモードでトロッコ列車に!!!

車掌さんの楽しい解説といっしょに、快適な旅を楽しむことができました。
それにしても、観光客の多いこと!さすが京都ですね。
桜や紅葉の季節には、すごい数なんでしょうね(笑)
CIMG0461.JPG
これは、嵐山駅に併設されていたSL記念館







CIMG0462.JPGで、これがトロッコ列車が入ってきたところ










CIMG0469.JPGCIMG0464.JPGCIMG0465.JPG







で、これが、保津川下りの船とか何とか・・・
写っている橋は、サスペンスドラマでよく使われるらしい・・・車掌さんのお話では(笑)

トロッコ列車の旅を終えて嵐山に戻ってきたら、ちょっと歩いてみることにしました。
でも、行き当たりばったりだから、旅行ガイドもないので、看板を見ながら適当に・・・
そしたら、あの有名な渡月橋にたどり着きました。
CIMG0475.JPGほう、これがあの!
後ろは嵐山(らしい)
こちら側には、お土産やさんなんかがいっぱい!
完全に観光客モード(笑)
あんこのない桜餅とか食べながら・・・




で、嵐山駅の近くのお豆腐屋さんで、お豆腐料理を食べて旅行を締めくくりました。
あとは、疲れた体を引きずりつつ、電車で京都駅に着き、落ち着く間もなく岡山方行きの
電車に乗り換えて、途中で長女と合流。
まあ、でも関西は人が多い!(笑)
途中まで、立ちっぱなし(泣)

最後の最後で、どっと疲れて旅は終りました。
ふぃー(笑)
来年もいけると良いな、2周年記念旅行!!!!
最近調子が良かったんです、新しいタイプのパウチ(凸面装具)
でも~水曜日は1日に2回も交換してしまいました。

まず、水曜日の早朝、パウチが膨らんでいるのに気がついて
寝室からトイレへ・・・
なんと、おへそに近いところを中心に、広範囲に剥がれていました。

まあ、前回の交換が日曜日の夜だから、しょうがないといえばしょうが
ないけれど少し早いよね。
よーく接着面を観察すると、下のほうの接着面はめくれ上がってるし・・・
どーも、装着するときに失敗したみたい。
慣れがあったので、ビシッと貼ってなかったみたいです。

凸面装具の場合、装具部分は硬いプラスチックの円盤状です。
もちろん、プラスチックの円盤部分も皮膚側は接着面になっていますが、
その盤面よりも1センチくらい外側は、柔らかく皮膚に馴染むような接着面
になっています。
そこの柔らかい部分も皮膚に押し付けて貼り付けるのですが、
そこがめくれたり、シワになってしまい、お風呂に入ったときに、そこから水が
しみこんではがれたみたいです。

(教訓その1)
最後まで気を抜かず、丁寧に貼りましょう(笑)

つぎは、同じ水曜日の夜のことです。
お風呂から上がって、よく観察してみると、またまたおへそのあたりが剥がれてる!
なぜじゃ???
?????????
そうじゃ!今日はリハビリ兼トレーニングに行ったのであった!
背中が痛くなったりするから、電気なんかのマッサージも受けつつ、
積極的にトレーニングしてみようと思ってね。
なにせ、今年の夏には娘といっしょに富士山に登りたくて・・・
その体力づくりの意味も含めて。
前屈とかの柔軟運動と、自転車やウエイトトレーニングもはじめました。

で、今思えば、前屈がまずかったかなあ(笑)
プラスチックの面版は柔軟性がないから、体を曲げたり、ねじったりすると
面版と皮膚が剥がれるたんだと思います。
面版の外側1センチには柔らかい接着面があるけれど、それではカバー
仕切れないくらい力がかかってしまったんでしょう。

そこで、(教訓その2)
リハビリのときは、無理せずに!
場合によっては、面版を押さえつつ(怪しいか?)


先日、出張で新幹線に乗るときに「プレジデント4月14日号」を購入しました。
タイトルは「わが町一番の病院・医者ガイド」!
手術数が出ていて、なかなか参考になりましたよ。

特に、気になったのが国立ガンセンター中央病院病院長土屋氏のお話。
なるほど!と思うところも、おや?と思うところも・・・

①外科医のスキルを維持するには、最低でも年間100例程度の手術は必要。
  (ふむふむ、患者もスキルのあるところで手術を受けたいし)

②たとえば、肺がんには年間7万人が罹患して、3万人が手術の対象になる。
 年間100例の手術をするには、肺がんの専門医は300人未満で十分という
 ことになる。 しかし、現在は1,500人もいて、「専門医」は明らかに多すぎる。
 その結果、手術経験の少ない医者や病院が増えてしまい、結果として成績は
 上がらない。 (なるほど)

③厚生労働省が指定する、がん拠点病院が全国に351もあるが、こんなに
 必要か?
 病院を分散するから手術数の少ない病院が増えたり、病院あたりの医者の
 人数が削減され、 過労状態になったりもする。
 (外科医の先生は忙しそうだものね。何とかしないと日本の医療は大変だよ)
 
④都道府県に1~3箇所の拠点病院があれば十分だと考える。
 そこに、腫瘍内科医、放射線科医などを配置し、外科医は外科業務に専念する。
 麻酔看護師や医療秘書というコメディカルの活用も進める必要がある。
 このような分業体制を整え、専門医のサポート体制を厚くすることで、
 専門医の労働条件も改善できるし、技術レベルも上昇する。
 (なるほど。でも余った?お医者さんや地方の病院はどうなる?)

⑤では、多すぎる専門医をどうするか?
  土屋氏は総合臨床医の充実こそが、専門医の充実よりも優先する課題という。
   術後のフォローや、がん検診などは、近くの「かかりつけ医」のほうが適して
   いるし、専門医のいる病院と、総合臨床医のいる診療所に分業することで、
   経営も成り立つはずという。
   高齢化が進むと、がんだけでなく糖尿病や高血圧を併発する患者も増える。
   しかし、がん対策基本法にも総合臨床医の増加は盛り込まれていなし、総合
   臨床医の絶対数の不足が「がん難民」を生みだす背景にあるという。
  (たしかに、そういう面もあるだろう。そうは見ていない人も多いようだけれど)

⑥で、土屋氏が提案するのが、メディカルクラスター構想。
  急性期医療から、慢性期医療、医療関連産業までを集約化した一大医療
  センターのことらしい。
  (アメリカのがん専門病院で有名な、MDアンダーソンがモデルらしい)
  中核となるガン専門病医院の周囲に、循環器センター、糖尿病センター、
  救急センターなどの専門医療施設、リハビリ施設、遠方からやってくる患者の
  宿泊施設、医療関係者の住宅、研究施設などなどを集約化するものらしい。
  (私の主治医も、アメリカにはそんな施設があるといってたなあ)

⑦厚生労働省は、「がん拠点病院を増やし、がん治療の均てん化」を図りたい
  ようだが、 拠点病院を増やすより、メディカルクラスターをつくるほうが効率
  的に治療ができる。
  人口の少ない都道府県でも、メディカルクラスターがひとつあれば事足りると。
 (救急患者をどうやって運ぶかとか、メディカルヘリコプターのコストとか、いろいろ
  問題はあるだろうけど。大学の医局制度とかもネックになるかな?)

⑧医療もひとつの産業である。
 医療費削減、医師削減ではなく、メディカルクラスター設置により医療産業を
 興せば、地方経済活性化にも寄与するはず・・・と。

 これは医療におけるSC化(ショッピングセンター化)ですね。
 小売業も個人事業者の時代からスーパーへ、やがてSCへと「集約化」と「産業化」
 が進みました。
 SC(ショッピングセンター)の特徴は、核となる店舗の存在と、専門店やサービス業
 の集約です。専門店の単独出店よりも集約化することで、魅力度は何倍にもなります。
 しかも、手術をするような専門病院は近くにあることより、技術が確かで最新設備が
 整っていることのほうが大切ですよね。(たとえばデパートなんかそうかな)

 でも、毎日のように使う食料品スーパーは、住んでいるところの近くが便利。
 これは総合臨床医のいる診療所ですね。
 
 問題は、これを実現できるのはだれか?ということ。
 国立ガンセンターは、築地市場跡地に建設を考えているらしいけど、地方ではどこが
 受け皿になるのだろうか。
 SCのような民間のディベロッパーができるのだろうか?旧国立病院や大学病院に
 それができるか?
 産業化するには民間資本の積極的な導入なども必要かもしれないが、規制だらけの
 日本でどこまでできるか?
 
これですべて解決とは考えられなし、がんセンターにはいろいろな声を聞くからね。 
でも、現状の閉塞感を打破するには、これくらいの発想は必要かもしれないね。
そんな感想を持った記事でした。 
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プロフィール
HN:
gueroguero
性別:
男性
自己紹介:
妻、娘二人(県外に就職)、愛犬(メス)と暮らす。
07年1月に大腸がんの宣告、2月に手術を受け、人工肛門となるとともに、抗がん剤治療を開始する。
がんになって改めて感じた、人の温かさ、日々の暮らしの大切さを日記に残したくてブログにチャレンジ。

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