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道は険しくとも、口笛を吹きながら歩いていこう♪ 大腸がん手術を受けたのを機に書き始めた日記です。治療、再発の不安、人工肛門、いろいろあるけど生かされている今を大切に、明るく行きましょう!
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がん保険に入っていても、保険がもらえない場合がある!?

専門家ではないので詳しくはわかりませんが、ご自分の契約内容を
確認しておくことをお勧めします。
私の場合、肛門管癌と診断されて手術入院することになりましたが、
入院の前に保険代理店に給付の相談をすると・・・・・・
「今の時点では出ません」とのこと。????

私が加入していた保険では「上皮質新生物」は支給対象になっていなかったのです。
したがって、「新生物」ではなく、ちゃんと悪性の「癌」と診断されないと保険は降りない。
よく「癌と診断されたらすぐに支給」って書いてあるでしょ。
でも私の場合は、手術をして細胞を取って、きちんと進行度合いを調べてからでないと、払えないと。
まあ、手術結果、幸か不幸か「癌」だったので、保険は支給されたのですが・・・・
手術にもお金はかかるし、退院の前に月末の支払いはあるしで、ひやひやもんでした。

いろんな人に聞いてみると、「古いがん保険では、上皮質新生物が対象になっていない
ケースがある」とのこと。
一度、確認しておきましょう。必要であれば、最近の保険に変更が必要かもしれません。
最近の保険では、上皮質新生物も対象になっているものも多いようですから。

それから、外資系のがん保険は「上皮質新生物は対象にしない」傾向も、昔はあったそう
です。これは国による保険の考え方の違いらしく、極端に言えば「もうからない商売はしな
い」のが外資。
保障も個人責任が基本で、貧乏人は医者にもかかれない(らしい)という米国では、別にめずらしい話しではないのかもしれません。あくまでも、保険はビジネスでありリスクを商品化したものだからです。

でも、日本では「助け合い」「薄く広く」的なものを、国家だけではなく保険会社にも求める風土がありますから、「手術前でも癌と診断されたら、給付してよ」と考えがちです。実際、日本の保険会社のほうが、そこはゆるやかだった時期もあるらしい。(今はどうかわかりませんが)
ところが、「死亡するリスクがあるからビジネスになるのであり、死亡するリスクの低い病気はビジネスにならない、給付率が高まると儲からない」という考え方こそ、まっとうな資本主義の考え方ともいえる訳で・・・

まあ、医療制度、保険制度、それぞれにお国柄が出るもんですね。
今一度、ご自分のがん保険を確認しておいて損はないと思いますよ、はい。
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どうも最近、お尻が痛い。
居間で横になっていると、お尻の手術したあたりが、ズキンと痛む。

2階に通じる階段の近くで寝転がってテレビを見ているせいで、冷たい空気が
2階から降りてきてお尻にあたっているみたい。
傷口が冷えると痛むことがあるって、聞いたことがあるけれど・・・・ホントなんだね。

手術から9ヶ月も経っているのに、意外な感じもする。
まあ、冷やさなければよいわけで・・・・大丈夫!毛布をかけたり、いろいろと工夫はできますから。
お尻にホッカイロを当てるか?(笑)

長時間座っていたりしても痛むときがあるから、まあこんなもんでしょう。
なんくるないさあ(笑)

昨日の診察日に主治医の先生に、がんワクチンについて聞いてみました。

先生:抗がん剤治療も5クールが終わりました。
    抗がん剤治療は一般的には半年程度で終了するのが基本ですし、
    私も基本的には抗がん剤は好きではありません。
    でも、あなたの場合は進行度が高いので、術後1年間ということで
    来年2月まで継続しましょう。
    ただ、1年間やったから効果が高くなるというデータはありませんが。

私 :抗がん剤治療は私もきらいです。でも、何もしないのは不安です。
   がんワクチンというものがあるらしいですが、まだ使えるものではないですか?

先生:まだワクチン接種だけで効果が明確になっているものはないと思います。
    まだ、実験が始まった段階でしょう。

私 :そうですか・・・・・
   ワクチンだと副作用も少なそうだし、期待しているのですが・・・・・

ということで、来年2月までは現行の抗がん剤治療を継続することになりました。
確かに、がんワクチンは標準治療にはなっていないし、保険の対象にもなっていない。
第四の治療方法といわれていますが、早く確立されることを待つしかないのかな?
学者の皆さん!がんばってください!

転移した後の治療とかではなく、転移の予防などに使えるといいのにね。
臨床実験でもいいから、試してみることはできないものかしらん?

なんてことを考えながら病院を後にし、今日も出張先で駅の本屋さんでがんワクチン
関連の新書に目を通してみるのでした。






今日は診察日でした。

朝10時過ぎに家を出て、高速道路を飛ばして2時間、12時過ぎに岡山県(越境じゃ)の
病院に到着。
すぎに血液検査とCTを受けて、終ったのが12:40ころ。

そこから、いったん食事に行きました。
今日は岡山駅西口にあるカレーやさん(インド料理やさん?)。
お客さんは半数が外国人、なんか異国情緒がただよってるぞ・・スパイスの香りもね。
お味は・・・・グッドでしたよ。
料理しているインド人の男の人も、親切だったし。
今度、ダッチオーブンでナンやタンドリーチキン作ってみようかな?

14:00の診察予約だったから早めに病院に戻ったけど、診察室には入れたのは15:00ころ。
でも、しょうがないよね。みんな一生懸命だから。
それに、この主治医の先生は12時間もかけて私の手術をしてくれたので、感謝感謝なのです。

検査結果はOK!
血液検査では白血球は少し少なめだけど、2種類のがんマーカーも正常値。
CT画像も目に見える再発はないとのこと。

で、今月で一応抗がん剤治療は5クールが終了したので、検査結果に異常がなければ
通常は化学療法(抗がん剤)はいったん終了!となるはずでした。
が!結局、来年の2月いっぱいまで抗がん剤治療を延期する事になりました。
私の場合、がんの進行度が高いので念のために・・・ということでした。
目だった副作用もなかったしね。
UFTとユーゼルによる1日三回の投薬が、明日からまた始まります。がんばりまっす!!
来年の2月ということは、術後1周年になります。
とりあえず、新しい年は迎えられそうです。次の目標は来年のさくら、そして夏に予定している
富士山登山!

ついでに、抗がん剤治療をしていると免疫力が低下するので、インフルエンザウイルスに感染
するのが不安。そこで、とりあえず2週間抗がん剤治療を継続して、その後2週間お休みして
免疫力の回復をまってインフルエンザワクチン接種することになりました。
で、接種後1週間経過してから抗がん剤治療再開です。インフルエンザ怖いよう(笑)
早めにマスクして自己防衛しなきゃね。

昨日は仕事でお酒を飲む機会がありました。

お酒を飲んでるときに、最近奥様をがんで亡くした職場の友人が「残される家族のつらさ」を話していました。
愛した人が急にいなくなるってことは、耐えられないことだろうね。家に帰っても迎えてくれる人も、話す人もいない・・・・寂しいよね。

それを考えると、少しでも長生きしなくちゃと思う。
でもね、たぶん先に逝くであろう立場の人間からすれば、残った家族には元気でいてほしいな。
悲しんでいる家族を見るのはつらいさ(でも、どこから見るんじゃ?)
「千の風になって」という詩があるでしょう。あの世界観好きだな。家族をいつまでも見守っていたい・・・・。
だから家族には、私がいなくなっても笑顔でいてほしいし、笑顔でいられるように今を生きたいと思う。

そのあとは、久しぶりにたくさん飲んだからか、家に帰ってから体がだるくて大変!
息は切れるし・・・・体力が落ちているのか、抗がん剤の副作用か、それとも?また、今日からはしばらく節制です。来月には「酒まつり」があるからね。体調を整えておかなくっちゃ(笑)

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プロフィール
HN:
gueroguero
性別:
男性
自己紹介:
妻、娘二人(県外に就職)、愛犬(メス)と暮らす。
07年1月に大腸がんの宣告、2月に手術を受け、人工肛門となるとともに、抗がん剤治療を開始する。
がんになって改めて感じた、人の温かさ、日々の暮らしの大切さを日記に残したくてブログにチャレンジ。

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